2015年 04月 03日
醤油作りの仕込み水を汲みに、保福寺峠の手前の「一遍水」に行って来ました。 今年は雪が少なかったのか、何とかたどり着けましたが、細かな落石、倒木だらけです。 看板を見て辞めようかとも思いましたが、行ける所まで行って、だめだったら戻ればいい。 狭い山道を不安を抱えつつ、のんびり、ゆっくり、景色を眺めつつのドライブ。 それにしても険しい山道です。山の斜面は45度くらいなのかな? 遠くの雪山は日本アルプス、ウエストンが初めて見た山塊です。 カラマツの芽が赤色を増してきて、春はすぐそこに来ているのを感じます。 白樺が点在する山肌、手前の黄色の花はジシャでしょうか。 それにしても山奥、人の気配よりも、獣・山の精霊の気配のほうが濃厚。 帰り道、ゆっくりとカーブを曲がると、道の真ん中に鹿、一頭だけの若い雄鹿です。 気が付いても、それほど慌てるふうも無く、ひと足、ふた足であっというまに急斜面の林の中。 ほど良く距離をとり、振りかえり、こちらを観察しています。 あわててカメラを取り出し、レンズを向けると、ゆっくりと消えて行き。 尻の毛の白さ、ピンと立った尻尾、後ろ姿の若々しさが印象的な一瞬の出来事でした。
by Utiopepe
| 2015-04-03 08:07
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