2009年 10月 17日
台風の来る前に刈り取りをして、10日立ちました。温室の中に、ある程度をまとめて上の部分を縛り乾かしました。 まずは株の下を新たに縛り、最初に縛ってあった上の紐をはずします。荒ゴザの上で最初は上の方を横から叩き、回しながらだんだん下に下がって行きます。 次は、株をたて方向にして、茎の間を少しずつ移動しながら、丁寧に叩きます。ほとんどこれで脱粒しますが、間に挟まっている物を落とすために、仕上げに荒ゴザに株を持って叩きつければ完璧です。 この状態ではバラバラになった茎や葉が本当にたくさん入っているので、目の大きなふるいで大きなゴミを取り除きます。 ふるいをかけ終わった状態です。細かな葉っぱがまだたくさん混じっていますが、最初の量の半分くらいになっています。これ以上は目に葉っぱが詰まってしまい、細かなふるいでの選別はできません。 ここで唐箕が活躍します。左端には細かな葉とゴミ。中ほどのオレンジ色の容器にはあまり充実していない実とゴミ(鶏の餌になります)。右端のダンボール箱にはきれいな蕎麦の実と分かれます。ほんと素晴らしい道具です助かります。この後、右端の物を細かなふるいにかけ、分別できなかった茎や小さな虫(結構入っています)を手で取りながら選別します。 この後は、中に混じっている小さな石を取り除く「石抜き」。蕎麦の実はとても埃っぽいのでこれを取り除くために「磨き」をします。どれも大切な工程でして、手間を省くと、埃っぽい、雑味だらけで、ジャリジャリした、とても食べたくない物になってしまいます。 今年も無事収獲がすみました。
by Utiopepe
| 2009-10-17 22:19
| 畑
|
Comments(0)
|
ファン申請 |
||