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2016年 02月 24日

干しブドウワイン

仕込んだのは18日、いつまで待ってもブドウが上に浮いてこない。
いろいろ調べても、大抵2・3日で浮いてくると書いてある。
大丈夫か?よくよく詳しく調べたら、温度は28度がちょうど良いらしい。
なーんだ、うちの室温はだいたい20度、待っていればそのうちに・・・・・・
ずいぶん待ちましたが、ついに6日目にしておめでとうございます。
干しブドウワイン_c0145438_994559.jpg

朝は少しだけ浮いていましたが、室温が上がり発酵が進んだのかすべて上に浮いています。
ブドウの周りには小さな気泡がいっぱい、これは期待できそうな展開になってきたかな?
干しブドウワイン_c0145438_99583.jpg


最終レシピです  天然水(混ざりものの無い水) 1.6L
            干しブドウ             180g
            砂糖                 175g

これでなかなかおいしいワインが出来ると思います、ちなみに家では水は日田天領水、干しブドウは
オーストラリア産オーガニック ゴールデンサルタナ種、砂糖 てん菜グラニュー糖 です。 9/16日

干しブドウがワインになるには、もおしばらく待たなければなりません、が
味噌と醤油の仕込みも近いうちにやらなければなりません。

まずは米麹づくり、自分の家の米で作りますが、昨年は玄米麹作りに挑戦しましたが、いまひとつ良くない。
今年は精米を少しだけして、試そうと思います。
米麹は割と気楽に短時間でできますが、醤油麹は曲者。

温度を上げ過ぎると、大豆が納豆菌にやられるから低温で長時間粘らなければならず、
仕込んだ箱の温度を安定させるために、最初は加熱、途中からは放熱と切り替え、
たえず麹の温度にも気を配り、温度が上がり始めたら、手を入れて撹拌して熱を逃がし、積み替え。
昼も夜も、つきっきりの仕事ですが、これも大変だけれど面白い仕事です。

数年前に、田んぼの雑草取りと、醤油麹作りを一緒にして、翌朝起きたらまっすぐ立てない、
まっすぐ歩けない、食べられない、気持ちが悪い、最悪の状態で不安になり病院に行きました。
一日目に行った病院は点滴を打っただけで、原因は分からず。
二日目にもあまりにひどいので別の病院に行ったら熱中症との診断。
睡眠不足と過酷な労働(医者が言うには)でまるまる2日寝たきり、その後数日もだめでした。
あの時のことを考えると、恐ろしい麹作りですけどね。

ワインも麹もバクテリアのおかげです。細菌は怖いけれどありがたい存在。
目には見えないけれど良い仕事もしてくれています。
種麹は毎年同じ所から仕入れていて、豊橋市のビオックと言う会社です。
元は京都の室町にあった「もやしや」さんで、一度会社を訪ねた事がありますが、
農村地帯にあり、窓の無い近代的な大きな工場といった風情。
あまり一般の人はこない所らしく、事務所の隅で種麹をわけてもらいました。
最近はネットで「こうじ座」で検索して、送ってもらっています。
干しブドウワイン_c0145438_9101067.jpg


by Utiopepe | 2016-02-24 10:01 | その他 | Comments(0)


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