2014年 10月 05日
昭和57年発行の「信州の郷土料理」信濃毎日新聞社刊に載っていた(富倉の笹ずし)は 30年来の気になる料理でしたが、なんとなく手が出ませんでした。 我が家のまわりに、大きい笹の葉は生えていない・・ということが一番の理由で、 みょうがの葉っぱで代用しようかな・・・でも巾が狭いしと。 庭の蜂屋柿がずいぶん大きくなり、その大ぶりの葉っぱで柿の葉ずしを作るようになったのは つい最近のことです。それでやっと、ああそうか、柿の葉でやってみようと思いつきました。 長野県飯山市富倉に400年も伝わる笹ずしですが、上杉謙信が武田信玄と12年間も戦い 続けたときの兵食として、富倉の村人が提供したものがおこりだそうで、たくさんの量をかさね たので自然と押しずしになったようです。 葉っぱにのせた寿司飯(少しもち米をまぜて炊く)にのせる具は、 ○山菜と野菜の味噌漬けをこまかく切ったものを炒め削りかつおとあえたもの ○金糸卵 ○紅しょうが ○クルミを細かくきざんだもの などです。 初めて作った素朴なこのおすしが、家族に大ウケしました。 我が家の新定番料理になりそうです。 SUMIYO
by Utiopepe
| 2014-10-05 18:13
| 食卓
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