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2008年 06月 13日

辺付け

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いつも朝の散歩の時、途中の山を気にして見ていました。それと言うのも、山のほんの一部の場所にマタタビの木があり、その葉の色が白くなったら漆をかく時期が来たしるしと教えられていたからです。今日、白くなりました、昨日はぜんぜん見えなかったのにです。 あわてて朝から最後の準備をして、予定してあった山に行ってきました。
タイトルの「辺付け」というのは漆かきで一番最初に木に傷を付ける作業のことです。「目立て」とも言いますが、木を良く観察して、どの場所に傷を付けるのかを決定して、表面を皮取りカマで薄く削り取り、一定の間隔で数箇所に傷を付けます。1週間後くらいから、2番目の傷を付けますがこれから始まる漆かきの基準となる傷です。
木の幹の色の変わっている部分が皮を剥いたところで、真ん中の小さな白いところが「カンナ」と呼ばれる傷を付ける道具で深く削り取られた部分です。白く見えるのは皮の下の木本体ですが、これを少なくとも一本の木に10箇所付けます。
はじめての事で一応やってはみましたが、どうなることやら先が思いやられます。
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     見上げた漆の木は元気いっぱいでとてもきれい

by Utiopepe | 2008-06-13 22:01 | 仕事 | Comments(0)
2008年 05月 03日

漆の木

朝、菅田のマレットゴルフ場に行った時に、今年漆掻きをする木を見て来ました。
秋に3本見つけてあったのに、又一本の追加です。まだ芽もなにも出ていません。
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by Utiopepe | 2008-05-03 20:56 | 仕事 | Comments(0)
2008年 03月 25日

漆掻き道具 Ⅱ

出来ました、今年、活躍する道具たちが。左上が漆ガマ、その下が定規を切って作った
かき箆、右上は漆桶、鬼無里の先生にいただいたシナの木の皮を乾燥した物に底を付け、
漆で固めた物、下は皮はぎ鎌、すべて柄は桐に結束糸をまいてあります、後で漆を塗って
固めます。刃物の下にはケース(さや)が置いてあります。
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by Utiopepe | 2008-03-25 18:23 | 仕事 | Comments(0)
2008年 03月 22日

漆かき道具

6月頃から始める漆かきにむけて、道具を作ります。
鬼無里の先生の使っている道具を見本に柄を付けます。
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刃物は岩手県の二戸で制作している物を取り寄せていただきました。
上から、皮はぎ鎌・かき鎌・スレート(石版)・かきヘラ用の定規
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by Utiopepe | 2008-03-22 06:56 | 仕事 | Comments(0)
2007年 11月 15日

来年は漆だ

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昨日は朝から家の裏山、と言っても自分の物でないけれど。かなりの急斜面を
往復40分くらいを2回も歩いてしまった。それは山の上のほうに漆の木が有り、
一回めはその土地の持ち主と、2回目は自分の漆かきの先生と木の状態と
土地の様子を見るために行ったのだけれど疲れた。

地主さんの話によると。昔、カイコを飼っていた頃は、毎日午前と午後の2回、山の上まで登り、
帰りには桑の枝を山盛り背中に背負っておりたそうだ。
今はどこも荒れ果てていて、昔の事は想像しにくいが、畑にするために取り除いた
石で築かれた石垣が、いたるところに有り、なかば草に埋もれていた。

漆かきは4日に一度、木に傷を付けて、その傷口からあふれる樹液(生うるし)を
へらで集める仕事です。全国で30人ほどのプロの漆かきさんが居るそうですが
年の人が大半をしめ、後継者の存続が危ぶまれています。

写真は今年の9月にへらで漆をすくい採っているところ、この道20年の
ベテランの仕事です。

by Utiopepe | 2007-11-15 18:14 | 仕事 | Comments(0)