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2008年 10月 27日

唐箕(とうみ)

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思いがけず手に入った唐箕ですが、なかなか思うように使えません。
唐の箕と書くくらいでこれが唐より伝わるまでは、ただの箕。
この箕という道具もなかなかの曲者で腰を曲げた状態で穀物を振り、ゴミと良い穀物に分別するという代物。
腰に負担はかかるし、なかなか上手く使えません、大量に分別するとなると大仕事です。
唐箕になるとハンドルを回して風をおこし、その風で比重の軽い物を遠くに飛ばして分別する。
すこし機械仕掛けになります、がこれも使い方がむずかしい、一定の風を送らないと、全然分けていることにならない。
上から落とす穀物の量、風の強さを注意しなければならず、周りで風が吹いていると逆流してくるなど、使うことをほぼあきらめていました。
作られたのが昭和21年、このままどこかにしまって置くには大きいし、壊してしまうのももったいない、ので自分で工夫して手を入れることにしました。
まずは手前の風を起こす部分を壊し、扇風機をセット、中にある羽の角度で風量を調整してみました。良いねー、ちゃんと仕事をしてくれました。まだまだ改良の余地あり、これから時間が取れたら改良です。そば・米・大豆・麦 にきっと大活躍してくれると思います

by Utiopepe | 2008-10-27 23:12 | | Comments(1)
2008年 10月 27日

雲の切れ間に  ちらり秋の陽

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by Utiopepe | 2008-10-27 22:28 | さんぽ道 | Comments(0)
2008年 10月 25日

とめ

材料をほぼ直角に近い角度で接合する、角の所を「トメ」と言います。たとえば額縁の角、縁がぐるりと回っている座卓、窓の縁などです。45度と45度で付けた時は普通に「とめ」と言いますが、例えば30度と60度で直角に付けた時は「ばかどめ」と言いますが、「ばか」の方が難しいのです。ばかにはできない「ばかどめ」です。


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上は額縁などで良くみるやりかたです、最初に四角に接着してから、鋸で切れ目を入れ、そこに「やとい」をはめ込みます。
「やとい」は「はっぱ」とも言います。一番かんたんです、がすべて接着材まかせともいえます。


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上は今回作っている鏡の縁の納まりです、抜きホゾに割りくさびで固めます、
これならば接着材がだめになっても壊れません、隙間ができてもバラバラにはなりにくい構造です。
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ちょっと見ただけでは理解できにくい構造ですが、鏡の入る溝と、裏板のための溝が刻んであり、
順番に加工していけば、結果としてこの様な形になってしまったと言うところです。
組んでしまえばほとんど見えなくなってしまいます。



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これは「三方留め」と言い、座卓の脚などで使われる方法です、左は完成図、真ん中は裏返したところ、右は脚を抜いた様子です。

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左は額縁の様な構造から「セン」を抜き取り、すこし広げた状態です。
真ん中は「セン」を完全に抜き取りバラバラにしたところです。
右はすべてをバラバラにしてあります。
この「仕口」は正式には「違い胴つき鯱せん継ぎ」と言うそうですが、松本地方では昔から座卓の脚まわりに使われてきました。
非常に完成度の高い強固な継ぎ方で、昔の人達の仕事に対する熱意が伝わってくる思いですが、すべては組んでしまえば見えなくなってしまう、この様な手間のかかる仕事は忘れられて行く運命にあるようです。

by Utiopepe | 2008-10-25 22:10 | 仕事 | Comments(0)
2008年 10月 25日

さんまのしぐれ煮

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さんまをごぼうと煮しめたお惣菜で、ご飯がススミマス。

材料  さんま 300g  ごぼう 150g  生姜 1片 
     酒 大匙5  しょうゆ 大匙5  水 大匙2  砂糖 大匙2

作り方 ①さんまは頭と尾をとってわたを抜き出し、筒切りにして素焼きし、
      二つに割って中骨をぬいておく。
     ②ごぼうは斜め切りにして水につけ、あくをぬいてから、10分位茹で、
      水にさらしてざるに上げておく。
     ③生姜は薄切りにしておく。
     ④さんま、ごぼう、生姜を鍋に入れて汁けがなくなるまで、中火でゆっくり煮る。

毎年、塩焼きを2,3度してから作るお惣菜です。
♪安くておいしいさんま♪という唄が流行っていた幼い頃からの秋刀魚好きですが、
いまだに安くておいしいので助かっています。

SUMIYO

by Utiopepe | 2008-10-25 14:20 | 食卓 | Comments(2)
2008年 10月 25日

白菜初収穫

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8月中旬に種を蒔いた白菜をひとつ、収穫しました。
種は「千秋65日」という早生種だったので、もう採り頃です。
生育初期には虫が大発生し、手で虫を退治してもしきれずレース状になっていた幼苗でしたが
しばらく見ない間に、こんなにりっぱな姿になっていました。
重さを量ったところ、1、8㎏ありました。
早速、切り漬けキムチを仕込みました。
この切り漬けキムチはとても気軽にできて、なかなかおいしいのでオススメです。
昨年の11月にカテゴリー「食卓」に載せた、久松育子著「一汁一菜」のなかのレシピです。
「あずみのの食卓」を主催していた久松育子さんが先月亡くなられ、とても寂しくなりましたが、
素敵な仕事を残してくださったことに、「ありがとう」と今更ながら想う日々です。

SUMIYO

by Utiopepe | 2008-10-25 13:46 | | Comments(0)
2008年 10月 22日

そば叩き

このところの晴天に恵まれ、よく乾いたと思われるので、雨の降る前に蕎麦の収穫をしました。
朝一番に田んぼの秋起こしを終え、10時すぎから蕎麦を叩き始めました。茎から実を外し、大きなごみを取り、軽い葉っぱを分けて、それなりにきれいになる頃には、外は暗くなっていました。
畑を耕し、種を蒔き、土寄せをして、成長を見守り、刈り取って束にして干し、乾いたのを見計らって脱穀、ほとんどごみの山から少しばかりの実を収穫、お金のことを考えたらできない事ばかりです。どのくらいの量になるかはっきりとは判りませんが、取れただけをありがたく今年もいただきます。
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by Utiopepe | 2008-10-22 21:36 | | Comments(0)
2008年 10月 19日

秋の赤

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なつめ、バラの実、山椒の実、たかのつめ、秋の赤色を集めて、干して、眺めて幸せ。

SUMIYO

by Utiopepe | 2008-10-19 15:41 | | Comments(0)
2008年 10月 16日

展示会のDMが完成

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東京の国立駅前 ギャラリー悠(ゆう) 電話:042-575-2051

            11月6日から11日
           午前11時~午後6時(最終日は5時に終了)


あと残り20日間くらい、仕事もしながら畑もやって、漆掻きもあと一回で終わりです、怪我はいやだし、あせらず確実に、ぼちぼち行きましょか。、元気に個展をしたいです。
時間があったら見に来てください。

by Utiopepe | 2008-10-16 22:07 | 仕事 | Comments(0)
2008年 10月 14日

ほうれんそうの間引き菜サラダ

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9月中旬に蒔いた日本ほうれんそうが10センチ程になり、こみ過ぎていたので
ところどころ間引きました。少しつまんで食べてみたら、やわらかくてアクも感じられず、
近くに生えていた月見草の花とサラダにしました。
胡麻ドレッシングにしてみましたが、胡麻が強すぎてミスマッチでした。
今度間引くときは、塩とオリーブオイルで、月見草の風味を生かしていただこうと思いました。

SUMIYO

by Utiopepe | 2008-10-14 21:53 | 食卓 | Comments(0)
2008年 10月 13日

1泊2日 美濃の旅

知り合いの陶芸家が廃材を使って穴窯を作り、初めての窯出しをすると言う事で、久々の泊まりの旅行をしてきました。前の日にしたたか酒を飲んだものの、連れの犬達は何時ものとおりの目覚めで5時45分には起こされ、周りの杉林やら畑の中の道を小1時間2匹をつれ散歩してからの朝食。のんびりしてもまだ時間がたっぷり残っていました。この機会を逃す手はないと良さそうな美術館を教えてもらい、早速行ってみることにしました。
人間国宝の荒川豊蔵の記念館「豊蔵資料館」です、たまたま道案内をしてくれた人が、どういう人なのか聞き忘れましたが、とても博識の方で駐車場で色々と丁寧に土地の事、歴史、どの様な本に載っているのかなど詳しく説明していただき、自分たちが今すばらしい場所に来ているのだと実感しました、ラッキー。
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場所は可児市久々利、くくりの里ではかなり昔から陶芸が行われていたらしく周りには古窯跡が点在しているそうです。その駐車場から道を渡り杉林をしばらく歩くと、資料館付属の建物が沢沿いにありまして、そこからは左手に曲がり苔むした林の中の急な階段を登りきると資料館がありました。入館料は驚く事に無料(12月からは有料になるそうです)、この調子だとまあまあの物しかないだろうなと勝手な思い込みをして、展示室に入ると開館したばかりで展示棚の電気もついていません、これはと思っているところに係員が来て照明をつけると、おーなんと北大路魯山人が持っていた発掘物の大振りの志野茶碗・その左隣にはこれまた立派な瀬戸黒の茶碗・上には発掘物の織部の茶入れ・で一番下にはな・なんと千利休の茶勺、いったいどーゆう展示をしてるんじゃ?わずか1メートル四方も無いような棚の中にこれだけの名品ぞろいで・・・・・。
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その後も有るはあるは名品ぞろい、豊蔵の作品・発掘された資料等など充分過ぎる展示内容でした。森の小道のサワガニ、アプローチの苔もみごと。
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帰り道に寄った「織部の里」もびっくり、発掘された窯跡の展示は圧巻で昔の人達の工夫とパワーにただあ然、周りの景色はとてものどかで気持ちの良い場所でした。
桃山時代のひとたちの、エネルギッシュな作品と仕事に圧倒される旅でした。
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by Utiopepe | 2008-10-13 09:08 | その他 | Comments(0)