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カテゴリ:仕事( 130 )


2013年 01月 27日

仏壇の仮組

年が明けてからこつこつ、加工していた仏壇。やっと仮組まで来ました。
全部ばらばらにして、最終調整をしてから、内側部分のみ漆を塗ります。
塗りあがってから、組み立てて、外側の最終仕上げをして、
それに合わせて扉も削り、再び漆を塗ります。
金箔も貼り、金具も作り、・・・・んーまだ何かあったような。
まだまだ先の長い仕事です。
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by Utiopepe | 2013-01-27 09:17 | 仕事 | Comments(0)
2013年 01月 20日

納品旅行

2日前の大雪がまだ30センチ以上積もっている信州から一路、茨城県の鹿嶋市へ。
以前から興味のあった鹿島神宮。
入口の楼門は日本三大楼門のひとつ。
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奥宮は徳川家康が本殿として1608年に奉納したもの。
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この鹿島神宮には国宝の刀、「直刀」ふつのみたまのつるぎ が有ります。
日本最古にして最大、推定1300年前 704年にこの地の砂鉄で作られたと記録があるそうで、
長さ271センチ、信じられない大きさと技術の高さを実感。
参道の巨木もみごと、原始的なエネルギーに満ちていました。

翌日の納品先、旭市に向かう途中、風力発電のプロペラが畑の中に乱立。
初めて見ましたがデカイなーが感想。有機的な三枚の白い羽根がぬぼーと立っていました。
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翌日、泊ったホテルの屋上から望む日の出前の九十九里。目の下の公園の周りは先年の津波で大きな被害が出たそうです。
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午前に旭市の納品を終え、東京の北区滝野川へも納品。
宿泊は北新宿の高層マンションの8階。いつもの田舎暮らしとのギャップがすごい。
山も見えなければ、遠くの景色も無く、無機的な世界に雪が積もっていました。
東京も大雪だったようで、中庭、歩道の脇、いたるところ雪だらけ。
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翌日は浅草観光、お目当ては蕎麦屋。
並木 「藪そば」。店の外まで人垣。中も満員。汁は辛いが蕎麦はうまい。
絶妙なバランスの蕎麦と清潔感あふれる店内、給仕のおばさん達もチャキチャキ。いいですねー。
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雷門も人ごみ。ほとんどお祭り状態。老いも若きも、さまざまな外国人も玉石混交。
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仲見世を散歩の後、雷門の真ん前、浅草文化観光センターへ。
スカイツリーを見るベストポジションということで最上階のオープンスペース。
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上から見る仲見世通り。それにしても人・ひと・人。
良い天気でハッピーな浅草観光でした。
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夜9時すぎに家にたどり着きましたが、雪はほとんどそのまま。
気温が低かったのか、屋根の雪もしっかり残っていて、一面真白の世界。
信州の寒さは過激。薪ストーブをがんがん焚いて眠りました。

by Utiopepe | 2013-01-20 11:43 | 仕事 | Comments(0)
2012年 11月 28日

後片付け

夏の間ずっと通っていた漆の木。雪が本格的に積もる前に、
周りに立てた杭や、作って立てかけておいたハシゴ、荒縄などを片づけ、
持って帰ってきました。残ったのは傷だらけになった漆の木。

本来ならば、漆掻きを終えた木は切り倒し、新しい芽が出るのを待つのだそうです。が
山の持ち主と相談して、このまま放置することにしました。
少しずつ弱って、やがて朽ち果てていくことでしょう。
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行きがけに見つけたキクラゲの仲間。晩酌の肴になるかな?で採ってきました。
残念、食べて食べられない事はないようですが、あまり美味くないらしいので、やめました。
クロハナビラニカワタケ、うまそうだったのに、ね。
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by Utiopepe | 2012-11-28 21:08 | 仕事 | Comments(0)
2012年 10月 13日

 その後 完成 丸太のハイバックチェア

背板は削り終えても、穴の中にもろもろのゴミと分泌液の固まった松ヤニの様なものがつまっていました。
これを高圧洗浄機を使って取り除き、十分陰干し。
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すべてのパーツが揃って並べてみました。
二枚の小さな三角形が後ろ足、みじかい丸棒は足の接続部品。
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出来てしまえば、手間は見えず。考えたアイディアの数も、すべての労力もどうでも良いもの。
ただ、そこに丸太の椅子があるだけ。この手の仕事は、仕事と言っていいのかな?
しかし完成。よかった。よかった。
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by Utiopepe | 2012-10-13 06:54 | 仕事 | Comments(0)
2012年 10月 11日

18辺目

漆掻きも18辺目。あと一回行ったら終わりにしようかな。
梅雨前から始めた漆掻きも終わりだと思うと、ちょっとさみしい。
傷を付ければ少しは出るが、そろそろ潮時か。秋を感じる。
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玄関に差し込む朝日にも、秋の気配。
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by Utiopepe | 2012-10-11 22:21 | 仕事 | Comments(0)
2012年 10月 11日

続々 その後

座板が背板を貫き、そこにクサビを兼ねた足を入れようと思います。
ここもドリルで下穴をあけ、あとは手作業です。
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背板のホゾ周りには約6ミリ程度の溝を掘りました。
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ほぞ穴も完成。座板の削りもほぼ完成。
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背板の裏側。足が通る場所を平にします。
基準になる平面も無し、ほとんど、すべて、だいたい。あとは足を入れ調整します。
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最終回に続きます。

by Utiopepe | 2012-10-11 06:46 | 仕事 | Comments(0)
2012年 10月 10日

続 その後 

背板に合わせて大まかに加工した座板。
削って一番深くなるところまで、最初にドリルで穴をあけておきます。
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ハンドグラインダーに座刳りカッターを付けて座の最低点までえぐります。
削っては背板に取りつけて座り、調子をみながらです。
だいたい良くなった所で、最終的な座板の型を決めます。
鉛筆でアウトラインを書き、バンドソーで切り取ります。
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全体の調子をみながら、ハンドグラインダーで荒落とし。
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手がんなを使って細かく型を整えました。
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まだ続く

by Utiopepe | 2012-10-10 06:50 | 仕事 | Comments(0)
2012年 10月 09日

8月6日またまた の その後

だいたい内外のだめな部分が取れたら適当な角度で立てかけ、とりあえずの座板を置き、
座り心地のイメージを作り、全体のバランスを考えながら、下端を角度を付けてチェーンソーで切る。
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切った角度を確かめ。座板の高さも再確認。腕の置き場をカットして。全体のイメージをグリスペンで書く。
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やっと一人で運べるくらいの重さになったので、仕事場に入れて、要所をきれいにします。
座板を固定する穴の位置を決め、紙テープで囲いました。
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紙テープの内側に沿って、細かくドリルで穴開け。
機械を使って角度を決める事が出来ないので、見当を付けてドリルで一発勝負。
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それなりに穴あけが終了。
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まだ続く。

by Utiopepe | 2012-10-09 07:08 | 仕事 | Comments(1)
2012年 09月 28日

姫鏡台

このところ様々な家具の修理をしています。
まずは姫鏡台。ずいぶん昔に作られ、持ち主もあの手この手で修理をしていたようです。
鏡の縁は壊れていました。鏡の柱もゆらゆら。引き出しは工夫して治してありました。
底板も外れ、全体にがたがた、焼け焦げも有りました。
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使えなくなった部品はすべて取り払い、新しく別の材料で作り直し。
まったく無かった部品は、あまり違和感がないように創作。
すべてのパーツをそろえていざ組み立て。
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組み立ての前に、だいたい同じ調子になるように塗装をしました。
金物は、メッキがはがれかなりサビていましたが、800番の耐水ペーパーで丁寧に水研ぎ。
綺麗な金属が出てきたところに、車用の補修スプレーで着色。
このままだとあまりに綺麗すぎるので、細かな繊維タワシで再び水研ぎ。すれた感じが出てOK。
塗装も最終チェックをして、金物も取付け完成。
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納品先のおばあちゃん(92歳)が、お姑さんがお嫁に来た時持ってきたと教えてくれましたが、
んー、一体何年前になるのでしょう?・・・
本当に喜んでくれて、じっと見つめては何かを思い出しているようでした。
こんな家具屋の仕事も良いものだと思います。

by Utiopepe | 2012-09-28 23:42 | 仕事 | Comments(1)
2012年 09月 01日

14辺目

今日も行ってきました。一昨日の夕方、ほんの少し雨が降っただけ。
山はかさかさでした。
漆掻きも終え、帰りぎわ、荷物を置いてある周りを見たら。
漆の木の赤ちゃんが4・5本。今まで気が付きませんでした。
もっと条件の良い場所(日当たりが良くて・斜面でなくて・ついでに景色もよし)に移植しよ。
人んちの山のどこか、秘密の場所に。
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by Utiopepe | 2012-09-01 14:05 | 仕事 | Comments(0)