2008年 07月 15日

七辺

6月からはじめた漆かきも今日で7辺目、これまで採った漆を「初うるし」と言います。
この後、8辺目からは「盛うるし」と言い、色、ねばり、など他の時期のものと比べると品質が
1級品になるそうです。  今日までやってみて感じるのは、大変な仕事ということです。技術がむずかしいのは当たり前ですが、1度、木に傷をつけてしまうと、出てくる漆をこぼさないで、かき採るために、木に登ったり、降りたり、休み無しで繰り返さなければなりません。高い所は見上げるようにしてかき採るので、時々しずくが顔に飛んできます、あたるとすぐに刺激が有りひりひりとしてきます、忘れていて後で鏡を見ると黒く盛り上がって、ほとんどほくろの様です。
木にしがみついても仕事しますので、木綿のズボンを滲み通して漆が皮膚に付き、ひざのあたりは漆かぶれのしみだらけです。そこらじゅう漆かぶれのしみがたえませんし、かゆいからと言って、かくと益々ひどくなりますからじっとがまんです。それでも山に入って木に囲まれて風の音、虫の声、川のせせらぎを感じているのは最高の時間です。
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by Utiopepe | 2008-07-15 22:23 | 仕事 | Comments(3)
Commented by at 2008-07-16 17:38 x
 凄い仕事だねえ・・。昔の人はどうして、漆に気が着いたのかなあ?
顔に飛び散った、漆は、洗えば大丈夫なのですか?
シミとかにならないですか?軽い火傷みたいにならないのですか?
 楽しんでいらしゃるみたいだけど、修行僧に近いかも・・・。
Commented by tiopepe at 2008-07-18 06:56 x
顔についた漆は、すぐに気が付いた時はテレピン油でふき取りますが、時間がたったら、そのまま火ぶくれて黒くなっています。これに下手にさわると、かぶれが広がるし、かゆさが増すばかりです。ので、じっと我慢です。不思議な事にかゆいのは嫌ですが、中国産と日本産のかゆみの違いを確かめています。
Commented by きんぴら店長 at 2008-07-20 21:04 x
じっと我慢すると抵抗力がつくといいですね。
人体実験ですか。
それにしてもすごい人ですね。
僕も山仕事をしてみたくなってきたな。


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