2017年 01月 08日
ショウコンユ と読みます。 漆塗りに使用する薄め液をガムテレピンと言いますが、これが松根油だそうです。 この油が太平洋戦争の末期、飛行機を飛ばすために使用されました。 随分前の話のように思えますが、毎日散歩道で傷跡を見ています。 右はクヌギ、左側の根元近くの傷に注目してください。 アップの画像ですが、痛々しいです。 これは別の木 これもまた傷がついています。 お宮の境内の太そうな松の木にはほとんど傷がついています。 お年寄りに聞いた話では、小学生に集めさせ、学校でまとめて、 それを軍隊が管理している村の施設へ運んだそうです。 最近の若い子は、戦争が遠い国の話にしか感じないそうですが、 実はつい最近にこの国が戦争をしていたのです。他人ごとではないはずです。 松の根っこの傷跡を見るたびに、戦争のことを考えてしまいます。
by Utiopepe
| 2017-01-08 14:29
| さんぽ道
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