2016年 09月 12日
今年は幾度も草刈りをしました。雨が降り、お日様にも恵まれ、雑草、畑の作物ともに元気でした。 この土地に住むようになって20年、初めの頃はあまりに石の多い土地でびっくり。 こんな所で野菜を作ったり、花を育てたりできるのかと不安になりました。 全くの不毛の土地の様な場所には、白クローバとケンタキーブルーグラスの種を混ぜせっせと蒔き、 石だらけの畑は、バケツを持って回り、石を抜き続けました。 10年も経つころには表面状は普通に見える土地になりましたが、ひと皮むけば石だらけ、 まだまだ潤いの乏しい状態だったような気がします。 それが気が付いたら、移植したミツバ、ドクダミ、植えた覚えも無いユキノシタ、ツユクサも生え出し、 いつの間にか豊な土地になっていました。 女房が庭の草刈りの時に、群生しているツユクサを少し摘みテーブルへ飾ってくれました。 庭にあっても良く見ることもなく、あらためてじっと見れる事が幸せを感じさせてくれました。 この花もよく見ると実に個性的、写真には撮れなかった、ほんの小さなおしべの5弁の黄色い花。 花入れは、以前京都に行った時に骨とう品屋で手に入れたインドの石の鍋。 それにしても、この青の存在感、脱帽です、生きている宝石。
by Utiopepe
| 2016-09-12 07:07
| 庭
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